見つけるには専門の求人サイトでないと
見つからないケースがほとんどです。
このサイトでは、医療刑務所・刑務所の看護師求人を
調べる方法についても
詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
>>刑務所・医療刑務所の看護師求人はこちら
大阪医療刑務所の概要
大阪医療刑務所は、
西日本における刑事施設の医療センターとしての役割を担う施設です。
そもそも、医療刑務所とは精神や身体に病気・障害を抱えている専門的な医療処置が必要な受刑者を
収容し、治療することを目的とした刑務所です。
日本に4箇所(八王子医療刑務所、岡崎医療刑務所、大阪医療刑務所、北九州医療刑務所)ありますが、
その中でも大阪医療刑務所は八大自医療刑務所と並んで総合病院として認められています。
内科、外科、整形外科、精神科、眼科、泌尿器科などいろいろな科が備わっていますので
それぞれの診療科目で看護師として働くことが
可能になっています。
また精神病や病気、怪我に限らず、薬物依存症やアルコール依存症の受刑者も
大阪医療刑務所には収容されます。
大阪医療刑務所は、大阪刑務所や大阪少年鑑別所と同じ一角、
大阪府の堺市にあります。
それでも高い塀に囲まれた大阪刑務所と比べると
大阪医療刑務所は低い塀でやや開放的じゃないかな?と思います。
大阪医療刑務所の定員は、240人。
通常の刑務所より、定員いっぱいになることはほとんどないのが現状です。
一般的に刑務所では製品を作る作業(生産作業といいます)や、炊事・洗濯(自営作業といいます)を行いますが、
医療刑務所では生産作業はあまり行われません。
病気や障害の治療が主体となった日程になっているからですね。
自営作業を担当している一般受刑者も多少います。
この場合は、通常の刑務所と同様に平日毎日8時間の刑務作業が行われます。
大阪医療刑務所では、治療を主体にしながらも、
その回復状況に合わせて簡易な作業を行っています。
プラスチック製品の組み立てなど、簡易な科学製品の製造作業が、大阪医療刑務所では行われています。
医療刑務所は、その性質から大阪医療刑務所内で亡くなる受刑者も多い。。
(ガンなどの患者も多い)
末期ケアが必要な患者もいますが、全国4箇所ある医療刑務所のなかでは
東京の八王子医療刑務所が、唯一末期ケアを担当しています。
大阪医療刑務所の中で亡くなった受刑者で、引き取りがない場合は、
2年間医療刑務所で預かって家族が引き取りにこない場合は無縁佛のお墓に埋葬されます。
医療刑務所内の医師や看護師は、通常の病院に勤務するときと違って
治療のあいだでも、受刑者と治療に関すること以外はなしてはいけないのが一番大きな特徴ではいかと思います。
治療する側にとっては、特殊な状況なのでやりにくい部分もあります。
服役している受刑者がどんどん高齢化してるので
その意味でも医療刑務所の需要は高まってきてます。
人によって考え方は違うかと思いますが、
私の考えとしては【受刑者の更生を看護師が手助けできる】場所だと思います。